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ヨーコのバースデイ・ショー


2月18日、オノ・ヨーコが息子ショーン・レノンと一緒にパリで73歳の誕生日を記念するショーを行なった。このショーは広島と長崎の被爆者に捧げられ、生演奏、アート・パフォーマンス、ビデオ放映、そして暴力の悲惨さを想起させることを意図したヨーコによる無調音等で構成された。
「最も広い一般大衆とのミーティング」と銘打たれたこのショーには2,000名が詰めかけ、チケットはわずか5ユーロ、すぐにソールド・アウトとなった。
ショーンはドラムとギター、映画監督兼ミュージシャンであるビンセント・ギャロがギターとキーボードで参加した。この3人は去年、同様のイベントを、閉鎖の危機に瀕しているニューヨークのトニック・ナイトクラブでも行なっている。70分にわたるショーの締めくくりに、ヨーコは観客と「I love you」というメッセージを『オノコード』でやり取りし、ヨーコはテキストで「このメッセージを全世界に絶えず送り続けてください」と語った。最後にはショーンがヨーコの前でひざまづいて白ユリを差し出し、観客にスタンディング・オベーションを促した。このイベントはシャトレ劇場によるフル・デイズ・プログラムの一貫として行なわれた。


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