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ジョンと接触した霊能者


以前からお伝えしているジョン・レノンの魂と霊能者が交信するアメリカのテレビ番組『ザ・スピリット・オブ・ジョン・レノン』が、4月24日に放送された。番組のプロデューサーらは降霊が実現したと主張、ジョンからのメッセージは「平和」だったと述べた。
視聴料9ドル95セント(約1,130円)を支払うことにより視聴できるペイ・パービュー方式のこの番組は、2003年に故ダイアナ妃の霊との接触を試み失敗した降霊実験番組のプロデューサーらが制作したもの。
ジョンがよく通っていたとされるニューヨークのレストランで収録が行なわれ、霊能者や超常現象の専門家らが立ち会った。実験の最中に突然撮影が中止され、収録された音声を確認したところ、霊能者の声が途切れた数秒間に、テレビやラジオの電波信号を通じて霊の声が聞こえるという電子音声現象(EVP)が認められたという。その後EVP専門家が分析を行ない、それがジョンの声であると主張した。
この番組はジョン・レノン財団やオノ・ヨーコの了承を得ずに制作されたもので、ヨーコはコメントを控えているが、広報のエリオット・ミンツ氏はこの実験を「悪趣味で搾取的、ジョン・レノンの生き方からはかけ離れた内容」と批判している。


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