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速報!『LOVE』がプレス・コンファレンスでついにそのベールを脱いだ!


〜感動のビートルズの新体験。ファン必見のショー『LOVE』〜


5月24日9時30分(現地時間)、アメリカ、ラスベガスのミラージュ・ホテルのシアターにて、ビートルズの真プロジェクト『LOVE』がついにベールを脱いだ。かねてより、ビートルズの音源のリマスターおよびリミックスが話題の中心となっていたが、さすがビートルズの新しいプロジェクトだけあって、期待は感動的に裏切られることとなった。200以上と言われた会場のスピーカー・システムに、さらに客席の前にもスピーカーが設置されており、5.1chサラウンドどころではない臨場感のあるサウンド。ジョージ・マーティンが言うところの、「あなたがビートルズのレコーディングに参加している」というコンセプトが完全に遂行されているものとなった。
10分か15分と言われていたプレスのための「のぞき見」ショーでは、ビートルズのさまざまな曲が違和感なくミックスされ、新しい曲となって目の前に出現、誰もが感動のあまり言葉を失った。
まずは‘Strawberry Fields Forever’、これはジョンがジョージ・マーティンに「アコースティックなバージョンとヘビーなバージョンを途中からつなげてくれ」と言ったことで有名だが、新バージョンでは、ここからカットされた音源などのまったく新しい音源と、オリジナル・バージョンがうまくつなげられていて、これは同曲の完全なる新バージョンだ。エンディングでは‘Hello Goodbye’‘A Day In The Life’‘Penny Lane’‘Piggies’が違和感なくミックスされている。1フレーズが取り出されてループになっているものや、ギターだけが取り出されているもの、さまざまな曲がさまざまな手法でミックスされているのだが、それは紛れもない「新しいビートルズ」。舞台のほうはさまざまなキャラクターが一列に並んで登場。なかには“SGT.”のドラムを背負った謎の生物も。まるで近未来のサージェント・ペパー・バンドだ。これはまさにビートルズのメンバーの頭の中に潜り込んでいるかのようなサウンド風景なのである。
次は‘Tomorrow Never Knows’のドラムに‘Within You Without You’がこれまた違和感なくミックスされている。上空四方から天使にも似たキャラクターが舞い降り、客席の上にも徐々に白い幕が覆いかぶさっていく。幕が上方にめくられていくと、客席はまるで空に浮かんでいるよう。そこにジョージの歌声がリアルに響き渡る。ステージの下からもさまざまなキャラクターが登場し、めまぐるしく状況が変化していく。
続いて‘Lucy In The Sky With Diamonds’だが、ここで非常ベルが鳴ってショーが中断するハプニングも。シルク・ドゥ・ソレイユのメンバーがアドリブで、バケツ・リレーの寸劇を見せ、客席は拍手喝采。幸い事故等はなく、空中ブランコとともに‘Lucy In The Sky With Diamonds’がスタート。これには‘Because’もミックスされていた。エンディングに‘Tomorrow Never Knows’の逆回転ギター・ノイズが現れると、今度は‘Good Night’と‘Octopus's Garden’のミックス。ステージはクラゲなど、深海をテーマにした幻想的な雰囲気が漂う。間奏では‘Yellow Submarine’のSEもミックスされ、さらにはそれに紛れてビートルズたちの会話も聞こえる。これはかねてよりアナウンスされていたビートルズの会話をつなぎあわせたものなのかもしれない。曲が終わると‘Sun King’が流れ、フォルクス・ワーゲン・ビートルがステージを走る。
続いて登場した黄色い長靴を履いたアクターがタップとボディ・パーカッションを披露、ステージ下方からも多くのキャストが合唱しながら登場。そして、‘Why Don't We Do It In The Road’が始まると思いきや‘Lady Madonna’がスタート。エンディングには‘Hey Bulldog’も登場する。
なかなか言葉では言い表し難いショーだが、これはまさに感動のビートルズの新体験になることは間違いない。さらに強く言うならば、真のビートルズ・ファンなら、これは絶対に観なければならないショーなのだ。そして、観たあとに必ずや幸せな気分になることは間違いないだろう。ビートルズから『愛』を直接受け取る魔法のショー、それが『LOVE』なのだから。

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ザ・ビートルズ・クラブでは「シルク・ドゥ・ソレイユ『LOVE』観賞ツアー」を実施いたします。日程は2006年7月13〜17日の5日間。ラスベガスにて、14・15日の2回公演を良席にてご鑑賞いただけます。
ご興味のある方は、お電話(03-5453-2700)か、Eメール(question@thebeatles.co.jp)で、件名欄に「シルク・ドゥ・ソレイユ資料請求」と記入して、郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記の上、送信してください。資料を次第送付または送信いたします。


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