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来年、リバプールでさまざまなイベントが開催

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以前お伝えしたように、2007年、リバプール市は英国王より自治区と港の公的地位を授かってから800年の節目を迎える。これを記念してリバプール市ではいろんなイベントが計画されており、そのなかのひとつとしてポールが作曲を手がけた『リヴァプール・オラトリオ』が6月26日に英国教会大聖堂で再演されることも発表された。ほかにもビートルズ関連のイベントがいくつか計画されている。来年予定されているおもな行事内容は以下のとおり。

1月
800年のリバプールの歴史を、さまざまなアーティストたちが、音楽と言葉によって祝福するオープニング・イベント

2月
リバプール中央図書館での「シティ・チャーターズ 」展
1,207のオリジナル書類と、リバプールに授与された23の国家憲章が、18世紀の地図や1790年代のリバプール銀行の銀行券などの中世の書類とともに展示される

4月
23日、セント・ジョージ・ホールにて再オープニング・イベント

5月
「フォー・コーナーズ 07」
全7都市がアイデンティティに関するプログラムを発展させるために、アート・パートナーを与えられる

6月
海上貿易の歴史を祝うイベント。国際奴隷貿易廃絶200年記念
26日、リバプール大聖堂で、ポールの『リヴァプール・オラトリオ』が演奏される。初演は15年前

7月
マージサイド海事博物館でのマジカル・ヒストリー・ツアー
800年のリバプールの歴史をつづる大展覧会。学校誕生記念日
6日、学校の児童、生徒たちに特別プレゼントが入ったパーティー・パックが配られる

8月
「100 Heads Thinking as One (100の頭、ひとつになって考える)」
アンソニー・ブラウンによるポートレート展。リバプールの生活に貢献した100人のポートレートが選ばれて展示される
23日、国際奴隷貿易記念日
奴隷貿易廃止200年記念。リバプール国立博物館が、1,000万ポンドかかった国際奴隷博物館を開館する

9月
遺産特別一般公開月間「History Alive!(歴史は生きている!)」
14〜16日、セント・ジョージ大聖堂にて、3日間の地域歴史見本市。デビッド・シェパード元リバプール司教の発案により、市内の歴史的建造物にかざるメモリーボックスをつくるために、800人が招待される

11月
「ファミリー・アンド・ファミリアー・ツリーズ」
家族が招かれて地元アーティストたちと一緒に、自分自身、家族、好きな木の像を写真、彫刻、インスタレーションで制作することによって、リバプール市を祝う


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