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ポールの離婚によって、婚前契約急増


ポール・マッカートニーは、現状況では婚前契約にサインしなかったために、ヘザー・ミルズに15億ドル以上を支払わなければならない見通しだという。
ロマンチックでないという理由で、婚前契約にサインしなかったポールだが、資産を守るためには婚前契約にサインしておいたほうがいいという手本になってしまった。
オタワのキャサリン・クーリガン弁護士は、「ポールの例を見て、このようにはなりたくないと婚前契約にサインする人が増えるかもしれないですね。婚前契約にサインすることは、あらかじめすべてに合意しておくことなので、離婚することになった場合、莫大な法的費用をかけずに済むのです」とコメントした。
婚前契約は、再婚するカップルがする場合が多い。1家族以上が関わることによって、財産分与が複雑になるのがひとつの理由。
トロントのラナ弁護士は、「もし2度目の結婚が破綻しそうなら、最初の結婚でできた子どもは、再婚してできた新しい親に財産を持っていかれないように努力しなければならないケースが多いのです。婚前契約を結んでおけば万全というわけではないですが、本当にお互いがゼロからスタートするのでないかぎりは、誰もが婚前契約を結んでおくほうが安全なのです」と語った。


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