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ヨーコ、2008年リバプール文化首都大使に


ヨーコは、ジョンが生きていたら66歳になる誕生日の10月9日に、リバプールが欧州文化首都になる2008年の文化首都大使になる契約にサインした。
ヨーコは、その場を借りて彼女のリバプールへの愛を改めて宣言し、彼女が愛したジョンという人間がリバプールでいかに形成されたかを語った。
「ジョンが亡くなってから、リバプールの人々は私にとてもやさしくしてくれます。私はリバプール出身ではありませんが、今や自分がリバプール人のように感じています。世界の遠いところで、何かの理由でつらい思いをしている時も、リバプールのことを思うと、心が楽になります。リバプールは、彼の詩情、ユーモアのセンス、北方性の逆境での強さなど、私が愛した人の人間性を形成した街。ジョンの心の一部はいつも故郷リバプールにあることを私は知っています。彼はリバプール人であることを誇りに思っていました。私が、リバプールが2008年の文化首都に選ばれるよう祈っていた時ずっと、ジョンも共に祈っていました」
ヨーコはリバプールを度々訪問しており、最近ではジョンが子ども時代を過ごした家をナショナル・トラストに寄付したり、2004年に現代ビジュアルアート・フェスティバルの「リバプール・ビエンナーレ」に参加したりしている。
「私が初めてリバプールに来たのは1967年、アーティストとして。その時からリバプールを大好きになりました。私をひきつけたのは、水に面した町の優雅さ。アートスクールの先生たちは若く、敏感で、私の作品に理解を示してくれました。ブルーコート・ソサエティでパフォーマンスしたとき、会場は私を暖かく歓迎する学生で一杯だった。私は決してそのことを忘れません」
リバプール市議会長のブラッドリーは「私たちはヨーコの支援を受けることができて光栄です。世界中の人々がヨーコの後に続いてくれることを心待ちにしています」と語った。
現在までに34か国から3,000人が2008年文化首都大使の契約をしている。


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