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ジョージの歌詞は彼自身に向けたものだった、とオリビアが語った


故ジョージ・ハリスンの妻、オリビアは、一部の批評家やファンは、ジョージのスピリチュアルな歌詞を、まじめくさった説教のようだと誤解している、と語った。オリビアは、ジョージは自分の歌を、彼自身のためのスピリチュアルな導きの手段として使うことがよくあったと語った。
「ジョージはまた、スピリチュアルな歌詞を自分自身に言い聞かせるために書いていました。人々はたまに、ジョージが説教しているといって非難します(笑)。でもジョージは、実は彼自身に説教していたのです。ジョージは『あなたはこんなだ、なぜなら僕もいつもこんなだから』と言おうとしていたのではありません。常に、彼自身に大切なことを気づかせていたのです。そしてそれが、ジョージがあんなにインドを好きだった理由です。なぜなら彼は『行く先々に、大切なことを気付かせてくれる人がいる』と言っていました」
オリビアは、ジョージの1973年の全米No.1アルバム“LIVING IN THE MATERIAL WORLD”の再リリースの監修を終えたばかり。前作は、1970年発表アルバム“ALL THINGS MUST PASS”。
“LIVING IN THE MATERIAL WORLD”には、ジョージの2枚目のNo.1シングル‘Give Me Love (Give Me Peace On Earth)’や、ビートルズ解散について書かれた名曲‘Sue Me, Sue You Blues’、1974年のジョージの初ソロ・ツアーのオープニング曲のひとつ‘The Lord Loves The One (That Loves The Lord)’、1971年のバングラデシュ難民救済コンサートの翌日に書かれた‘The Day The World Gets 'Round’、‘Give Me Love (Give Me Peace On Earth)’ のフォローアップ・シングルの候補になりながら、ぎりぎりになって取りやめになった‘Don't Let Me Wait Too Long’などが収録されている。
再リリースされたリマスター盤CDには、2曲のボーナス・トラックが収録されている。1971年の‘Bangla-Desh’のB面として発表された‘Deep Blue’と、‘Give Me Love (Give Me Peace On Earth)’のB面だった‘Miss O' Dell’。ファンに人気の高い2曲の初CDリリースとなる。
また、CD/DVDのデラックス版もある。ボーナスDVDにはフォト・スライドショーと、ジョージの1991年のエリック・クラプトンとのジャパン・ツアーで演奏された‘Give Me Love (Give Me Peace On Earth)’のライブ映像が収録されている。


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