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祝! サー・ジョージ・マーティン殿堂入り


11月14日、ロンドンのアレクサンドラ・パレスで行なわれたUKミュージック・ホール・オブ・フェイムのセレモニーで、言わずと知れたビートルズのプロデューサー、サー・ジョージ・マーティン(80)がUK音楽の殿堂入りを果たした。
クイーンのロジャー・テイラー、コリーヌ・ベイリー・レイらがビートルズの曲を演奏し、サー・ジョージの功績を讃えた。
プレゼンターはゴードン・ブラウン英大蔵大臣だったのだが、彼が登場すると、一部の観客からブーイングが起こった。
ブラウン大臣:「ジョージ・マーティンは最もすばらしい人物で、今夜彼に賞を授与することができて光栄です。1962年、どのプロデューサーもビートルズを拒否し、あるプロデューサーはギター・グループに未来はないと言いましたが、ジョージ・マーティンはビートルズを史上最も成功したグループにしました」

「とても幸運でした」
賞を受け取ったサー・ジョージは観客に向かって言った。
「私はそんなに優れていると思ったことはありません。正直に言えば、過大評価です」
「私がここにいる理由は、私がとてもラッキーで、ショービジネス界のすばらしいパフォーマー、ライターと一緒に仕事をしてきたからだと思います。そのような人たちと仕事をしているうちに、世界がまるで変わってしまうのですから」

レイザーライトのボーカルのジョニー・ボレルとクイーンのドラマーのロジャー・テイラーは、サー・ジョージが指揮する31人編成のオーケストラと20人編成のロンドン・コミュニティ・ゴスペル合唱団とともに数曲のビートルズの曲を演奏した。
プリンス、ブライアン・ウィルソン、ボン・ジョヴィも殿堂入りし、セレモニーで演奏した。ほかにレッド・ツェッペリン、ロッド・スチュアート、ダスティ・スプリングフィールドも殿堂入りした。ジミー・ペイジがレッド・ツェッペリンの賞を受取り、ヒット・チャート常連のジェイムス・モリスンはロッド・スチュアートのトリビュート・ライブを行なった。


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