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‘Dance Tonight’プロモ・ビデオ、明日配信


5月23日正午(イギリス時間)、ポール・マッカートニーの新しいビデオ‘Dance Tonight’がYouTube(http://www.youtube.com/)で世界初公開される。
今年3月にロンドンで撮影されたこのビデオには、ポールをはじめ、ナタリー・ポートマン、マッケンジー・クルークが主演。監督はマイケル・ゴンドリー(『エターナル・サンシャイン』)。
日本時間では、5月23日の21時となる。YouTubeのトップページの上部にある「Director Videos」のコーナーにアップされる。

ポール:僕はマイケルが監督した『エターナル・サンシャイン』を観て、とても気に入った。ユーモアのセンスがあり、とても構成のしっかりした映画だと思った。彼の作品はとてもシンプルで、ウィットに富んでいて、とにかく楽しい。ナタリーとのつながりは、僕の娘ステラからだ。ステラは皮革を使わない靴を作っていて、ナタリーはそれを買ってくれた。そこで僕は思った。「よし、ナタリーに電話して、出演してくれるかどうか聞いてみよう」。僕はナタリーに電話して、「ヘイ、僕はステラの父だよ!」と言った。ナタリーはちょうど撮影のあいだに少しオフがあったので、都合がよかった。僕がマイケル・ゴンドリーと仕事をしたいと言ったら、ナタリーも彼のファンだということが判明した」
‘Dance Tonight’は、マンドリン・パートを中心に作られている。マンドリンは、ビデオのなかでも重要な役割を果たしている。ナタリー・ポートマンは、マンドリンの音に反応する未来派の電子幽霊として登場する。このビデオではほかにも幽霊が登場する。幽霊は、インカメラ・エフェクト(撮影現場で施す撮影効果)で撮影された。幽霊は、反射させるガラスの仕切りの前で出現させられて、そのガラスに映った像が撮影されている。この技術は、マジックのトリックの、煙と鏡エフェクト(「ペパーズ・ゴースト・エフェクト」として知られる)や、その他の初期の映画の撮影効果に基づいている。この撮影効果のできばえはすばらしく、編集段階で施す撮影効果では得られない、リアルな効果をつけている。

*B'netでも公開予定です。


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