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リンゴに特注ドラム作ったラディック氏、死去


3月22日、リンゴをはじめとする世界じゅうのドラマーに愛用されているラディック・ドラム・カンパニーの創業者の息子で元社長のウィリアム・F・ラディックは、シカゴの自宅で老衰のため亡くなった。91歳だった。シカゴ・トリビューン紙が4月7日に伝えた。
リンゴはビートルズのアメリカでのテレビ初出演となった1964年『エド・サリバン・ショー』でラディック・ドラムを演奏することが、とても誇らしいので、バスドラムヘッドの上部にボールド体で社名が入った特製のドラムセットを作ってくれるようにウィリアム・F・ラディックに頼んだという。
2006年には、リンゴがオール・スター・バンドとシカゴのローズモント・シアターで演奏したときも、ラディック親子は楽屋を訪れた。
「何も変わらなかったかのようだった。彼らはお互いとても尊敬し合っていた」とラディックの息子は語った。
1985年ラディックは、ギタリストのレス・ポール、シンセサーザー発明者ロバート・ムーグ、アンプのジム・マーシャルを含む重要な楽器製作者や開発者と一緒に、ハリウッドのサンセット大通りにあるギター・センターのロックウォークに殿堂入りした。


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