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ビートルズ“LOVE”メイキングDVDが発売


4月16日、アップル・コープスは、シルク・ドゥ・ソレイユとの共同制作となる、“LOVE”ショーのメイキング・ドキュメンタリー長編“All Together Now”を6月24日にリリースすることを発表した。
DVDの長さは128分。84分のドキュメンタリー映像とボーナス映像が含まれる。それらはDTS & Dolby Digital 5.1 サラウンドおよびドルビー・デジタル・ステレオで提供される。
“All Together Now”はジョージ・ハリスンとシルク創設者ギー・ラリバテの個人的交友から“LOVE”が誕生した経緯をたどる。ジョージは、シルクの芸術性とビートルズの音楽が融合して新しく全くオリジナルなものができるだろうと見込んだ。
DVDの監督を務めたエイドリアン・ウィルスは、シルクとアップル・コープスのクリエイティブ・チームの初期ミーティングや、異なる手法でビートルズの音楽をどのように使えばいいか検討するポール、リンゴ、ヨーコ、オリビアの貢献を記録している。ビートルズのマルチトラック・レコーディングを使って90分のサウンドスケープとなるものを産み出すためにサー・ジョージ・マーティンとジャイルズを起用するという決定や、アビイ・ロード・スタジオでの制作の様子、ショーの最初のクリエイティブ・アイディアがカナダのモントリオールで形作られる様子、ラスベガスのミラージュ・ホテルでの最初のリハーサルも収録されている。
メイン映像に登場しているのに加え、サー・ジョージとジャイルズは、エンジニアのポール・ヒックスとともに、音楽が作られる様子と彼らが直面した難題を魅力的に明かす“Changing The Music”という別のメニュー・タイトルにも登場している。そこではサウンド・メイキングがどのように行なわれたか、こと細かに映し出されている。

DVDの内容

“All Together Now”ドキュメンタリー 84分

 ボーナス映像-“Changing The Music”22分-“LOVE”コンセプトと音楽制作の意思決定プロセスの舞台裏。 “Music In The Theatre”7分-“LOVE”ショーのユニークなオーディオ・デザインの制作過程。“Making of ‘LOVE’”9分-“LOVE” のデザインの舞台裏を探求--アート・ディレクション、衣装、小道具、スクリーン映像、ステージとサウンドトラックでのビートルズの声の使用を含む。

なお、このDVDは、エグゼクティブ・プロデューサーであったニール・アスピノールに捧げられている。


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