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『アンソロジー』のプロデューサー、死去


『アンソロジー』映像ドキュメンタリーのプロデューサーであるチップス・チッパーフィールドが8月12日、アイルランドで心臓発作で亡くなった。
チッパーフィールドは、『アンソロジー』ドキュメンタリーで、1997年、アップル・コープス社長でプロジェクトの共同プロデューサーだったニール・アスピノールと、監督ボブ・スミートンとジェフ・ワンフォーとともに、グラミー賞を授与された経歴がある。
ビートルズの公式サイトで、チッパーフィールドは「温かく、賢く、親切で、一緒に仕事をした人みんなから愛され尊敬された。」と形容された。その弔辞では続いてこう書かれている。「彼の若い精神と人生への情熱は、彼を知る人みんなのインスピレーションであり続けるだろう。彼の死に際し、私たちみんな悲しみに暮れています」
チッパーフィールドは、他にも数多くの音楽ドキュメンタリーや映画を手がけた。ニール・アスピノールとボブ・スミートンとともに2000年にグラミーを獲得したジミ・ヘンドリックスの“HENDRIX: BAND OF GYPSIES”や、“TINA TURNER: GIRL FROM NUTBUSH、ポールの“LIVERPOOL ORATORIO”と“PUT IT THERE”、それにエルトン・ジョンの“GOODBYE YELLOW BRICK ROAD”やスティービー・ワンダーの“SONG IN THE KEY OF LIFE”といたアルバムを採り上げた“CLASSIC ALBUMS”プロジェクトなどがある。


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