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モントセラトが「ウォール・オブ・フェイム」を除幕


1月23日、モントセラト・カルチャー・センターは、ポール、エルトン・ジョン、マーク・ノップラーのブロンズ手形を含む「ウォール・オブ・フェイム」を除幕した。それらのブロンズ手形は、1997年9月15日、スーフリエールヒルズ山の噴火後にロイヤル・アルバート・ホールで開かれた「ミュージック・フォー・モントセラト」コンサートに出演し、貢献したことをたたえている。
そのコンサートはジョージ・マーティンが企画したもので、もちろんサー・ジョージの手形もウォール・オブ・フェイムに含まれている。ほかにパーカッション奏者レイ・クーパーの手形も含まれている。
カルチャーセンターは、「ウォール・オブ・フェイム」が、「ミュージック・フォー・モントセラト」コンサートに出演したアーティスト全員の手形も間もなく加えるとコメント。そうなると、エリック・クラプトン、フィル・コリンズ、デイブ・ハートリー、スティングらの手形も入ることになるだろう。
モントセラトは、かつてはAIR (Associated Independent Recording)スタジオの本拠地だった。1978年サー・ジョージが開設したそのスタジオは、超大物ミュージシャンに利用されてきた。
リラックスしたカリブの環境に最新のレコーディング設備を備えたAIRスタジオではポリスの“SYNCHRONICITY”やエルトン・ジョンの“BREAKING HEARTS”と“TWO LOW FOR ZERO” 、エリック・クラプトンの“BEHIND THE SUN”、ポールの“TUG OF WAR”が産み出された。
1989年のハリケーン・ヒューゴで壊れてしまうまで、AIRスタジオは世界でもっとも有名なレコーディングスタジオのひとつだった。
ハリケーンと火山噴火によってスタジオが閉鎖に追い込まれたものの、70年代にこの島の魅力のとりこになったサー・ジョージは、モントセラト島での音楽と芸術の教育を続けることを望み、活動を続けている。
サー・ジョージは、チャリティのために彼がプロデュースしたビートルズソング「イエスタデイ」の楽譜のサイン入り限定版リトグラフを500枚売った。

限定リトグラフはインターネット・ショップLet It Beで取り扱中。


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