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リバプール大聖堂の鐘が、ジョンの「イマジン」を奏でる


5月16日正午と午後1時半(現地時間)、アートフェスティバルの一環としてリバプール大聖堂の鐘がジョンの「イマジン」を奏でる。
リバプール大聖堂の広報担当者は、「‘Imagine’を当教会の鐘で鳴らすことは、私たちがその曲の歌詞に同意したという意味ではない」と述べた。「しかし、その歌詞には私たちを考えさせる力があることは認識しています。私たちは他の世界には他の世界の見解があることを認識しています」と広報担当者は加えた。
「イマジン」を鐘で演奏することを発案したのは、文化フェスティバル 「フューチャーソニック」に委託されたアーティストのクレオ・エバンスで、彼女はその案を、リバプール教会でやることに発展させた。彼女はこう語った。「‘Imagine’は非常に優しく、哲学的で、平和の必要性を強く語りかける心を打つ曲です。いろいろな考えを喚起する意外な場所で演奏されるのは意義深いことです」
ヨーコは、「とても美しいアイディアで、私は涙が出てきました」と言った。
マンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージックの学生サム・オースティン(23)が、鐘の演奏のリーダーを務める。彼に加えて7人のボランティアも鐘を演奏する。
ヨーコは鐘を鳴らす人たちにこうメッセージを送った。「あなた達の鳴らす鐘の音は、世界中に届き、人々にジョン・レノンと世界平和が必要とされているというジョンの信条を思い出させるでしょう。町の教会の鐘が、洪水や火事といった切迫した災害を人々に知らせるために鳴らされたように!」


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