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ポール、欧州議会での公聴会でのスピーチを依頼される


12月7日にコペンハーゲンで開かれる気候変動に関する国連サミットの1週間前にブリュッセルで行なわれる公聴会でのスピーチを欧州議会がポールに依頼した。
ポールに依頼するという決定は、欧州議会議長の イエジ・ブセクと副議長らで構成される事務局によるもの。
イギリス人副議長エドワード・マクミラン・スコットは、「マッカートニーを招くことで全員の意見が一致した。彼は気候変動に関わるキャンペーン活動をしており、彼がこのイベントでスピーチをするにふさわしい著名人であると私たちは考えました。彼が来てくれたらすばらしいことです」と声明を出した。
これについて、ポールはまだ返事をしていない。
ポールが選ばれたわけは、週に一日は肉を食べないことで二酸化炭素排出量を減らすことを人々に呼びかけた「ミート・フリー・マンデー」キャンペーンの影響も大きいだろう。
ポールは当時言った。「気候変動に直面し、多くの人は無力感を覚えているだろう。それに、よりクリーンで健康的な世界を持続するために意味のあるアドバイスをより分けることは難しいかもしれない。1週間に一日、肉を食べない日を設けることは、誰にでもできて、いくつかの重要な政治的、環境的、倫理的問題に一度で核心に触れることができます」
気候変動と肉の関連は、何年も前から知られており、3年前に国連が行なった研究によると、畜産業は人間が排出する温室効果ガスの18%を占めており、部分的にはアマゾンの森林伐採が原因であることが示された。
肉の消費量を減らすことは、ポールの言うところによると、気候変動を遅くするだけでなく、世界の飢餓に対抗し、動物愛護の観点でもよいことだという。
12月7日から、環境相たちや役人たちがコペンハーゲンに集まり、国連気候会議で、京都議定書に続くものを打ち出す見通し。


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