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ヘザー、馬の保護施設へ資金募る


リンダとポールの娘ヘザーは、4月末に立ち退きを迫られている馬の保護施設「The Horse Refuge」を救うための協力を求める手紙を書いた。

今月末までに60万ポンドを用意しなければ、馬の保護施設「ホース・レフュージ The Horse Refuge」は立ち退かねばならないとヘザーは言っている。寄附は、サイト〈http://www.thehorserefuge.org/〉を通じて受け付けている。

ヘザーの手紙

自己紹介させてください。私はポールとリンダ・マッカートニーの長女のヘザーです。
イギリス南東部に、野生であれ人に世話されているものでさえ、どの生き物も虐待されることのない、本当にすばらしい保護施設があります。そこは「ホース・レフュージ」という名前ですが、(馬だけでなく)どの動物も歓迎です。その施設は、肉体的、精神的に虐待されたポニーを保護するためにこのプロジェクトを始めたサラ・ロスによって運営されています。虐待されていたことを物語るひどい傷跡を持つものもいます。
レフュージは、ヨーロッパの最も背の高いシャイアーホース「デューク」(大きな荷物を引かせるための大きくて力の強い馬)を保護しているだけでなく、他にも残酷な扱いを受けた多くの馬達を保護しています。例えば「フライ・バイ・ナイト」という名前の馬は、子馬のときに、生きたまま墓穴に放り込まれる寸前に助けられました。
ホース・レフュージで暮らしている40頭の馬はどれも、ひどい扱いを受けた過去を持っています。
サラは、何年もかけて、馬たちから(人間へ)の信頼を取り戻しました。同じように熟練した方法で、彼らの世話をすることができる保護施設は、他にはないと私は思っています。
ところが、今、状況が悪い方へ変わろうとしています。
ホース・レフュージが使用している土地が売却されることになったのです。その土地を購入するためのお金を集められなければサラと馬達は立ち退かなければなりません。地域からの援助だけでその資金を捻出することは不可能です。
移動出来ないと、馬達は屠殺される危険があります。
だから私たちにはあなたの助けが必要です。
土地、バンガロー、馬小屋への提示価格は60万ポンドです。
時間も限られています。この金額が、2010年4月中に集められなければなりません!
私たちは、この総額を集めるために、あなたからの個人的な寄附で協力してくれるようお願いしています。
あなたはご存知かもしれませんが、私の家族は、動物愛護に長いこと関わっています。
私は「ホース・レフュージ」のようにユニークな保護施設を、今まで見たことがありません。
お読みくださってありがとうございます。どうか、どうか今行動してください。
心をこめて
ヘザー・マッカートニー


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