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バチカンがまたビートルズを称賛


ジョンのキリスト発言から44年、カトリックの総本山バチカンがビートルズと和解したと報じられている。
バチカンの新聞である「オッセルバトーレ・ロマーノ」は、週末版の中で、ふたつの記事と、一面に掲載した“ABEY ROAD”の横断歩道を再現する漫画で、ビートルズに敬意を示した。
その新聞にはこう書かれている。「彼らはドラッグを使い、成功に飲み込まれ、自堕落で抑制のない生活を送ったことは事実だ。彼らはキリストよりも自分たちの方が有名だとまで言った。しかし彼らの曲を聞くと、そんなことは無意味に思える。ポップ・ミュージックを永遠に変え、今でも私たちに感動を与え続ける美しいメロディーは、貴重な宝石のように生き続けているのだから」

しかし、バチカンがビートルズを称賛するのは今回が初めてではない。
2年前、バチカンのメディアは、ビートルズの『ホワイトアルバム』40周年記念で、ビートルズの音楽遺産を絶賛した。そして先月は、同紙が、トップ10アルバムランキングに“REVOLVER”を含めた。
現在、オッセルバトーレ・ロマーノ紙は、ビートルズが時の試練に耐え、「ポップミュージック史上、最も長く続いている、最も着実で代表的な逸材」であると言った。


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