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ポール、ガーシュイン賞レポート


黒いスタンドカラー・ジャケット姿のポールは、‘Got To Get You Into My Life’でショーをスタートさせた。それから最前列に座り、スティービー・ワンダーの‘We Can Work It Out’を鑑賞。大統領の娘マリアとサシャのお気に入り、ジョナス・ブラザーズが‘Drive My Car’を演奏。
ジェリー・サインフェルドはコミカルに‘I Saw Her Standing There’を歌った。エミルー・ハリスは、悲しい歌を歌いますと言い、‘For No One’をカバー。コリーヌ・ベイリー・レイとハービー・ハンコック(ピアノ)は‘Blackbird’を演奏した。
エルビス・コステロは‘Penny Lane’をカバー。「大統領お抱えの」アメリカ海兵隊バンドのトランぺッター、マシュー・ハーディングがソロを吹いた。
デイブ・グロールは、ワシントンのあらゆるクラブ、アリーナ、スタジアムで演奏したことがあるが、「俺のヒーロー」ポールのためにホワイトハウスで演奏することに匹敵するものはないと語った。「大統領、あなたも俺のヒーローです」とグロールは言ってから‘Band On The Run’の演奏を始めた。
イーストルームで開かれたポールの音楽をたたえるこのコンサートを締めくくるのは、もちろんポール。まずは、スティービー・ワンダーが再登場し、‘Ebony And Ivory’をデュエット。
「ホワイトハウスで歌いたくてたまらなかった曲があります――大統領が許してくれるとよいのですが」と言ってポールは‘Michelle’を歌い、大統領とミッシェル夫人はほほえみ、歌を口ずさんだ。演奏後、ポールは「わたしは大統領に殴られる最初の男になるでしょう」と言い、‘Eleanor Rigby’を歌った。ポールはその夜を‘Let It Be’と‘Hey Jude’で終えた。「これを定期的なライブにしようかと考えているんです」とポールはジョークを飛ばした。
ショーのあと、ポールはマイクに戻って、「この8年ののち、図書館が何であるか知っている大統領を持つことができてとてもよかったです」と締めくくった。


Set list:

Paul McCartney - ‘Got To Get You Into My life’
Stevie Wonder - ‘We Can Work It Out’
Jonas Brothers - ‘Drive My Car’
Emmylou Harris - ‘For No One’
Jack White - ‘Mother Nature's Son’
Corinne Bailey Rae and Herbie Hancock - ‘Blackbird’
Faith Hill - ‘The Long And Winding Road’
Elvis Costello - ‘Penny Lane’
Dave Grohl - ‘Band On The Run’
Paul McCartney and Stevie Wonder - ‘Ebony And Ivory’
Paul McCartney - ‘Michelle’
Paul McCartney - ‘Eleanor Rigby’
Paul McCartney - ‘Let It Be’
Paul McCartney - ‘Hey Jude’


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