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リンゴの誕生地、解体の危機


リバプールのディングル地区マドリン・ストリート9にあるリンゴの家は、ナショナル・トラストに所有・管理されているジョンやポールの家と違って、荒廃しており、2005年以来、ウェルシュ・ストリートとして知られる周辺のいくつかの道と並び、解体の候補地となっている。
地元住民やファンは、「シェイクスピアの家を解体するのと同等だ」と反対している。
一般市民の反対の声により、すでに1度、その地域で執行停止がされたが、現在、いくつかの会社が、解体契約に名乗りをあげており、ビートルズ・ファンから、新たに反対の声が起きている。
ビートルズ・ファンをなだめるための対応策として考えられていることのひとつは、家のレンガを外し、リバプールのミュージアム・オブ・ライフ――リバプールのドック・エリアに来年オープン予定――を建てることだという。しかしその対応策は、リバプールの名士への侮辱だとして、ファンにきっぱりと却下された。

現在ロサンゼルス、モンテカルロ、サリーに家を持っているリンゴは、彼の子ども時代の家を解体する計画に失望を示し、それをミュージアム建設に使う計画に反対している。


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