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新着ニュース ジョンの生誕70周年にあたる10月9日にアイスランドの首都、レイキャビクにおいて３つの記念イベントが、オノ・ヨーコ出席のもとに行われた。 午後3時20分から、市内のホフディ・ハウスにおいて第5回レノン・オノ平和賞の授与式が行われ、オノ・ヨーコから4人の受賞者に平和賞が授与された。今回の受賞者は、食品添加物や農薬汚染などにみられる食品の危険性をそれぞれの立場で訴えてきたBarbara Kowalcyk（バーバラ・コバルチック）とMichael Pollan（マイケル・ポラン）、「カラーパープル」の著作で知られる黒人運動家のAlice Walker（アリス・ウォーカー）、天然ガス採掘が環境汚染を引き起こす実態を明らかにしたJosh Fox（ジョシュ・フォックス)の４人。 受賞者は共にアメリカ人。 午後８時からは、イマジン・ピース・タワーの第４回目の点灯式が、レイキャビク湾を望む政府系ビルの7階でとり行われた。オノ・ヨーコのメッセージにあわせて、イマジンが流れる中、天空高く光の塔が出現し、リンゴ・スター、オリビア・ハリスンなど100名のゲストから一斉に歓声が上がった。 引き続き、午後9時30分から市内ハスコラビオ劇場において、1000名の観客が集るなか、アイスランドでは初のヨーコ・オノ・プラステック・オノ・バンドの記念コンサートが開催された。コンサートのラストは、リンゴ、オリビア、平和賞受賞者らも参加し、会場の観客とともに「ギブ・ピース・ア・チャンス」の大合唱で締めくくられた。9日はショーン・レノンの35歳の誕生日にもあたり、エンディング直後に特大のケーキがステージに運ばれ、会場から「ハッピー・バースディ」の歌声がわき上がるというハプニングがあった。  イマジン・ピース・タワーと今年の点灯を喜ぶ約500人の市民。2010年10月9日、現地時間午後8時、レイキャビク湾内のビーズエイ島にて。 |