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全米音楽売上、ビートルズが救う


全米の音楽・映像ソフトの売上ランキングを集計、発表しているニールセン・サウンドスキャン社が発表したところによると、現時点で2011年のアメリカでの音楽売上は、前年より1.6%増加したという。数字的には大したことではないかもしれないが、落ち込む一方の音楽業界にとっては、いかなる伸びも朗報だ。ニールセン社はこの音楽売上の伸びを、ビートルズのアップルとの契約によるものとみなしている。
ニールセン社はその報告のなかで次のように述べた。「カタログ・アルバムの売上が2011年に5.4%上昇した。その一部は、長く待ち望まれていたビートルズのデジタル販売を可能にした2010年の契約のおかげである」。ビートルズの音楽は、11月に鳴り物入りで独占的にダウンロード販売が開始された。


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