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ポールのドキュメンタリー


 2011年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件から10年、ポールの9.11を追った長編ドキュメンタリー “THE LOVE WE MAKE” が9月10日、アメリカのテレビ局「ショータイム」で放送されることが決定した。ポールが実際に国際貿易センタービルの崩壊を目撃してから、マジソン・スクエア・ガーデンでのチャリティ・コンサート「コンサート・フォー・ニューヨーク・シティ」に至るまで、「ポールが痛切な経験を昇華させ、精神浄化作用のあるチャリティ・コンサートに至る道のりを時間順に記録した作品」と報じられている。監督は、“THE BEATLES THE FIRST U.S. VISIT”を撮影したアルバート・メイスルズ、そして、映像作家ブラッドレー・カプランの共同によるもの。メイスルズはビートルズを撮影したときのように、モノクロの16ミリフィルムで撮影しているという。
 メイスルズは語った。「とても多くの苦しみがあった。テロ攻撃を受けた人々の苦しみを和らげらる方法や、人を助けるため命を落とした消防隊員、警察官、レスキュー隊員をたたえる方法は難しい。しかしポールは『一部始終を音楽と映画で伝える』という答えを持っていた」
 ポールは語った。「歴史上のあのようなときに、ニューヨークとアメリカを支援することができて光栄でした。ショックと恐怖の感情があたりに漂い、僕たちは音楽でそれを和らげることに協力できるかもしれないと思った。そして、たくさんの人たちが加わって盛り上げてくれたという事実は、僕たちみんなにとって、とても元気づけられる夜を生み出したのです」


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