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ポール、来日公演プレスリリース


11月に来日が決定したポール。
イギリスのポール側からのプレスリリースを掲載する。

なお現在、来日公演のチケットはコチラで販売中。



ポール・マッカートニー、「Out There!」ツアーで、10年以上ぶりに日本ツアーを発表

 正確には11年ぶりに、ポールは2013年11月、日本で公演を開催、新たな「Out There!」ツアーの一環として日本で5日間のショーを行う。
 これらのショーは、ポピュラー・ミュージックのなかでも最も愛されているカタログの一部をフィーチャーしたものとなる。ポールは全キャリアから曲をプレイする―ソロ、ウイングス、そしてもちろんビートルズ―日本ではまだプレイされたことのない曲も含まれる。
「Out There!」ツアーは今年初頭に南米から始まり、以来ポールはアメリカ、カナダ、ポーランド、イタリア、オーストリアで膨大な人数のアウトドアから、アリーナまで、ショーを行っている。ショーはひとつの現象として評価され、どこへ行っても素晴しいオーディエンスのリアクションを得ている。
 ポールのライブを経験するのは、一生に一度の機会である。3時間弱で過去50年の偉大な音楽がよみがえり、多くの人にとってそれは人生のサウンドトラックなのである。昨年、ポールはソロ・アーティストとしてのツアー40周年を迎え、この40年で驚異的に印象的な会場・場所でプレイしてきた。ローマのコロシアム、モスクワの赤の広場、ホワイト・ハウス、メキシコでのフリー・コンサート(40万人を集めた)、そしてNASAと協力して宇宙にも中継された! バンド(ポール・ウィックス・ウィッケンズ:キーボード、ブライアン・レイ:ベース/ギター、ラスティ・アンダーソン:ギター、エイブ・ラボリエル・ジュニア:ドラムス)とは10年以上一緒にプレイしており、ショーにがっかりさせられることはない。
 ポールのソロとしての初来日公演は1990年の「ワールド・ツアー」で、1993年に「ニュー・ワールド・ツアー」、2002年に「ドライヴィング・ジャパン・ツアー」で日本を訪れている。

日本ツアー日程
11月12日(火) 大阪 場所未定
11月15日(金)福岡ヤフー!ドーム
11月18日(月)東京ドーム
11月19日(火)〃
11月21日(木)〃

「Out There!」ツアーのマスコミ評

 70歳のビートルを見ていると、その声は“PLEASE PLEASE ME”以来1日もたっていないかのようで、普遍的に愛され、時を超えて重要曲とされる‘Let It Be’‘Eight Days A Week’‘Yesterday’といった曲―ポップ・ミュージック史上、議論の余地のない最も影響を与えた曲たち―が、2013年に(オリジナル・キーで!)プレイされるのを見るのは、まるでエイブラハム・リンカーン大統領のゲスティバーグの演説を直接聴くようなものである。この音楽が作曲した本人によって生演奏されるその瞬間、それを聴く恩恵を受けるのは、この半世紀に生まれた人全てにとっての特権である……文化、年齢、美意識を超え、ポールのカタログ以上に宇宙的に受け入れられるものがあるだろうか? 答えは「ない」。並はずれた熱狂を前にすれば、一瞬にして分かることだ。人生を肯定するお祝いで汗をかこう。これで元気が出ない人は、完全に楽しみを拒否した人である。
〜ローリングストーン誌(アメリカ)

 マッカートニーはオリンピックのようだ。ナショナル・スタジアムはこのショーのためにつくられたのだ。ポールのポーランドでの初公演は、世紀の音楽イベントである。3時間弱の間、ポールはステージを去ることなく、ショーは、彼が世界一であるというシンプルな事実を確固たるものとした。ポールは我が国の国旗を持ち、赤と白の紙吹雪が宙を舞い、ユーロ戦を勝ったような、あるいはオリンピックで優勝したような気分にさせてくれた。
ジェチポスポリタ紙(ポーランド)

 ポール・マッカートニーにはライバルはいない。彼のショーはポップで、ロックで、ビートルズで、音楽の歴史だ。ポールがステージに上がると、いつも大パーティーが始まる。オーディエンスは文字どおり爆発し、ポールとバンドがステージで心を込めて一語一語歌うと、スタンディング・オベーションが起きる。ポールもまた、その反応に感動し、一秒もむだにせず、一生に一度のコンサートでたくさんのプレゼントをくれる。
 ポールのコンサートはルーブル美術館を訪れるかのようで、会場へ行き、比類ないアートであるこの100年で最もポピュラーな音楽を称賛する。学生にとては必須であり、実際、全世界の人が一生に一度は見に行くべきものである!
 ポールはポピュラー・ミュージックのアートの、音楽の活力であり、人々に楽しみを与え祝う、生けるモニュメントである。
〜イル・レパブリカ紙(イタリア)

 ポールはヒット曲の連発で、全オーディエンスをエクスタシーに導いた。
 ウィーンがビートルを迎えるのは非日常であり、火曜の夜はポール・マッカートニーが音楽史のレッスンをしてくれた。花火や炎が空に上がり、ポール自身はお世辞と轟のような歓声に包まれた。
 ポールは反駁できないキング・オブ・ミュージックであることをまた証明した。空も門を閉じたようで、スポットライトがポールを照らした。また10年待たなくてもいいことを願いたい。
〜クローネン・ ツァイトゥング紙(オーストリア)

 デビュー以来50年近くがたち、サー・ポール・マッカートニーはオタワで見たなかでも、最も思い出深いコンサートを行った。
 約1万8,000人のソールド・アウトの観客の期待は、日曜日のカナダ・ティア・センターを取り巻く手に取れそうな歓声へとふくらんでいった。アリーナは、最も熱く求められているロックのスペクタクルを迎えて、祝い、洗礼を与え、オタワの最新の思い出、いや過去最高の思い出をタッチダウンしてくれた。
 それは昔からのポールで、赤褐色の髪を無造作に切り、黒のネール・ジャケットを着て、ビートル・ブーツをはき、トレードマークのヘフナー・ベースをかき鳴らし、ウイングスの‘Junior's Farm’‘Listen To What The Man Said’、そしてロックな‘Let Me Roll It’が、ビートルズのメガヒットのなかにちりばめられている。
 叙事詩のようなステージの終わりには、ショーは60年をカバーし、3時間弱がたち、オタワのファンは、「Out There!」ツアーの各地と同じように、ポールとクルーによってエクスタシーのなかに取り残された。
〜オタワ・サン紙(カナダ)


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