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アメリカの『タイム』誌が選ぶ「20世紀を代表するアーティスト」


アメリカの『タイム』誌は、20世紀でもっとも影響のあった人物100人を紹介する特集を数回にわたって掲載するが、第2弾としてアーティストとエンターテイナーの20人を6月8日号で発表、ビートルズも選ばれている。特集ページではビートルズが5ページにわたって紹介され、1964年のアメリカ上陸がいかに衝撃的だったかにはじまり、リバプール時代から解散までの歩みをかけ足でたどっている。

ビートルズは「ロック・ミュージシャン」の肩書きで、フォーク・ミュージシャンとしてボブ・ディラン、ソウル・ミュージシャンのアレサ・フランクリン、ジャズ・ミュージシャンのルイ・アームストロング、クラシック音楽のストラビンスキー、フランク・シナトラはシンガー、ロジャース&ハマースタインはショーマンとして選出。ほかにパブロ・ピカソ、ル・コルビュジェ(建築家)、ココ・シャネル、ジェイムズ・ジョイス、T・S・エリオット、チャーリー・チャップリン、スティーブン・スピルバーグ、マーロン・ブランド、ルシール・ボール(『アイ・ラブ・ルーシー』で知られるテレビ・スター)、ジム・ヘンソン(マペットで知られる)、オプラ・ウィンフリー、マーサ・グレアム(ダンサー)、漫画キャラクターのバート・シンプソン(『シンプソンズ』)。

エルビス・プレスリーは番外で紹介されたにとどまったが、選考について同誌は「人物の偉大さだけではなく、影響力で判断した」としている。 同誌はこのシリーズの第1弾として指導者と革命家20人をすでに発表しており(ウィンストン・チャーチルやガンジー、キング牧師、ネルソン・マンデラなど)、1999年末には今世紀もっとも影響力のあった人物ひとりを選定することにしている。


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