2003年夏に行なわれた第８期となるリンゴとオール・スター・バンドのコンサートのもようを収めた映像。収録されているのは7月24日と25日、カナダはトロントのカジノ・ラマでの公演。このときリンゴは、盟友ジョージ・ハリスンに捧げた‘Never Without You’を含む、ニュー・アルバム“RINGO RAMA”をリリースしたばかり。このアルバムはリンゴのドラムを最大限にフィーチャーしたもので、コンサートでも力強いリンゴのドラムが堪能できる。オール・スター・バンドは80年代のミュージック・シーンで活躍した面子が顔を揃えた。 今年も6月24日からカジノ・ラマで第９期オール・スター・バンドのコンサートがスタート。     リンゴはもちろんだが、ツアー初日に骨折したにもかかわらず、ドラムでリンゴをサポートするシーラ・Eがすばらしい。プリンスのバックでも披露していたパーカションの腕前も健在。めずらしくリンゴがキーボードの腕を披露するビートルズ・ソング‘Don’t Pass Me By’も必見。「昔入っていたバンド」という紹介で始まる‘Boys’など、ビートルズ時代の曲も満載。リンゴが言うように、オール・スター・バンドはメンバーは入れ替わるが、今やビートルズより長いキャリアのバンドである。言わばリンゴのライフ・ワーク。リンゴはその人柄を表わすようにほのぼのとしたパフォーマンスを展開している。シンプルな編成ながらアットホームなリンゴらしいコンサートをのんびりと楽しもう。     リンゴ・スター／ドラムス＆ボーカル、ジョン・ウェイト／ベース＆ボーカル、コリン・ヘイ／ギター＆コーラス、ポール・キャラック／キーボード＆ボーカル、シーラE／ボーカル＆パーカッション＆ドラムス、マーク・リベラ／サックス＆コーラス＆ハープ   PHOTO: © Movie Star News / Singer Media Corporation / NANA		It Don't Come Easy Honey Don't Memphis In Your Mind How Long (w/ Paul Carrack) Down Under (w/ Colin Hay) When I See You Smile (w/ John Waite) Love Bizarre (w/ Sheila E.) I Wanna Be Your Man Yellow Submarine Living Years (w/ Paul Carrack) Who Can It Be Now (w/ Colin Hay) Missing You (w/ John Waite) Glamorous Life (w/ Sheila E.) Don't Pass Me By Boys With A Little Help From My Friends